答えは白紙

先日、岡山県新見市で全国初の電子投票が行われました。
銀行のATMのように、簡単に投票することができて、評判も上々。

なんせボタンを押すだけですから、簡単にできます。
細かいミスはありましたが、もっと詰めるところつめれば、
国政選挙に導入も間もなくじゃないですか。

電子投票にしたおかげで、無効票や、不明票がなくなったといいます。
確かに今までの手書きの投票では、
ちょっとしたミスから自分の票が無効票になってるかもしれません。

が、今回の電子投票では字を間違える心配もないし、
思わずいたずら書きしてしまう可能性もありません。

意図的な無効票を除き、無効票がなくなったことは良いことだと思います。

今まで無効票はただ「無効票」とだけかぞえられてきたけど、
その中にどれだけ「意味のある無効票」を投じている人がいるかも気になります。
つまり「白紙」に近い意味を持つが、「白紙」という主張を超えて、
あえて自らの選挙権を無にしてる人です。

電子投票が全国的に広まればこれらの人は、
当然これからは「白紙」にするしかないでしょう。
まさか、機械を壊して「無効」ってわけにはいかないから。

今回の電子投票で心配しました。
白紙投票ができるのか。
そしたら、ちゃんと調べたらでてきました。
画面の端に「投票しない」ってありました。
これ、間違ってると思いますよ。
投票はするけど、答えが白紙なだけなんですから。
だから、きっとこの表現変えたほうがいいと思います。

「誰にも投票しない」「誰も魅力的じゃない」「信用できる人がいない」とかにね。

白紙にはちゃんと意味があるのだから。
ちゃんとね。

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送