破壊と創造

デジタル技術の開発が進み、
ほとんどの人がデジタル技術のお世話になっている現在。
このサイトをインターネットを使って読んでくれてるあなたはもちろん、
なんの意識もしてなくても、
炊飯器のボタンを押せば、マイコンに指令を送ったことになる。

そんなデジタル技術の中でも、
デジカメには興味をもたれてる方、少なくはないだろう。

デジカメさえあれば、とりあえず現在に形あるものは、
画像として、ただのデータとしては、ほぼ半永久的に保存が可能である。
途中、バックアップのための複製や、
メディアの世代交代による書き換えは必要だろうが。

このようなデジタル技術が発展しても、
形ないものは将来に残すことはとても難しい。


最近、企業や政治家などの信用の失墜が目立つ。
信用の失墜といえば、個人にも十分注意が必要だ。

というのも、信用というのは
何十年かけてきて築き上げたものでも、
時と場合によっては、一瞬にして失うことができてしまうからだ。
さすがにコレばかりは、デジカメで保存というわけにもいかないだろう。

信用を失った企業や政治家などの人々は、
これから先も人間社会で生き延びるには、相当な努力が強いられるだろう。


地球にはさまざまな生物が存在する。
その中で「人間は一番おろかな生き物」と説く学者もいる。
というのは、人間だけが他の生物と共存できない生物だからである。

山に登れば高山植物を踏み荒らしたり、
海には赤土を垂れ流し、さんご礁を破壊する。

これらの自然のものはたいてい、
何百年とかけて育ってきたものであるにも関わらず、
たった何ヶ月、何日、ときには一瞬にして破壊させてしまうのが我々人間である。

地球が何百年、何千年とかけて育ててきた自然を破壊することは、
地球の、人間に対する信用を破壊しているのと変わらないのではないだろうか?

このままでは地球に見放されてしまう日も遠くないのでは。。。

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