歴史認識って?

知ってのとおり、日本の一部の歴史教科書の内容について、
韓国、中国が書換を求めてきたり、
小泉首相の靖国神社参拝問題などで、歴史認識が問われている。

今回、アジアの外交問題を語りたいわけではないが、
今日、電車の中の週刊誌の広告で、次のようなタイトルを目にした。
「パールハーバー なぜ観る日本人」

この映画、見てないし、詳しい内容は知らない。
けど、なんでも日本の真珠湾攻撃を題材にしたらしいじゃないか。

まーそれをテレビで宣伝したりして、なかにはこんなことを言ってる人もいる。
「すごく感動しました。」「涙が止まらない」とかいろいろ。。。。
って、本当に言ったかどうか知らないが、似たようなコメントは耳にしたことがある。

けど、おまえ、、、、、
泣けたって何に泣いたの?
どんな悲しいストーリー(その前にフィクションなのか、ノンフィクションかすら知らない)か知らないけど、
その涙は、何を意味するのか?

一部聞いた話では、日本公開用に日本人に刺激のある部分はカットされているらしいが、
涙を流して何か考えてくれれば、まだ良いだろう。

けど、「感動」ってのはちょっと疑問に思う。

ある国の一部の国民は、
「日本はまだ隙あらば戦争をしかけてくる」などと考えている人がいるらしい。
これも、今までの日本が教育の面でも外交の面でも逃げてきたことからだろう。

そんな人達は、今の日本に平和憲法が存在し、戦争は否定するってことを知らないだろう。

そんな意味で、パールハーバーを観て感動はどうかと思って、
思いつきで書いてしまったわけだ。

実際の映画も見てないし、詳しい歴史的背景も知らないのに書くのはどうかと思ったが、
これから観る人には、少し考えてもらいたいと思う。

歴史的背景というとちょっと難しい。
アジア問題でもそうだが、いろんな背景、認識の仕方があるからだ。

ちょっと話はそれて、あらかじめ断っておくが私はキリスト教を否定するわけではない。
またこれから語ることの裏には他の背景などあるかもしれません。

みなさん、フランシスコ・ザビエルが日本にキリスト教を布教しにきたことを覚えているだろうか?
その後、江戸幕府の何代目の将軍かは忘れたが、
キリスト教を禁止して、ふみ絵などをやった。
その理由はやはり、幕府はなんらかの危機をキリスト教に感じたからだろう。
さて、これが正しかったか、どうかは私には判断する権利はないが、
みなさんが、これを判断する前に、他の国の事情を知る必要があると思う。

チリ、アルゼンチン、ブラジル、インドのゴア、フィリピン・・・
スペインとポルトガルが布教目的で訪れた国は、全部征服された。って話も。。。
噂ではその数、70とも。。。。

歴史を語るって難しいね。
しかも、他の国の人と話すときは、「英語で自分の意見を言う」ことが前提だけどね。

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