環境について

今まで、環境についていろいろ訴えてきたつもりだが、
実際のところ、われわれが生活するうえで、
誰もが環境を破壊していることは事実だ。
車にも乗る、たばこも吸う、木を切る、生ゴミを不用に出す、電化製品の発熱、
数えればキリがないだろう。

当初、「人間は一番頭の良い動物だ」と言われてきた。
しかし、現在では「一番頭の悪い動物」にまでなってしまった。
これは、人が自然と共存する術を知らないからである。

たしかに動物の中には、「自然と共存する術」を知らないで、
ただ自分の子孫の繁栄のため、がむしゃらに生きている動物もいる。
しかし、それでいてもちゃんと、自然界の生態系は保たれている。

本当に自然を守りたいなら、人間を全て殺す必要があるのではないだろうか？
それも、現在発達している兵器というものを一切使わずに。
だが、それも実際問題不可能な話だ。
自然のために、人類の滅亡を望む者もいないだろうし。

最近、日本でも海外のカブトムシなどの昆虫の輸入も解禁になり、
その辺の小学生でも「ヘラクレスカブトムシ」や、
もっと攻撃心の強い、ツノが三つもあって、いつもカッカしてるカブトムシなども、飼うことができる。
こうなると、人間がいなくなると、
日本のカブトムシより強い、これらのカブトムシは日本で暴れ出すだろう。
そうなると当然、生態系は乱れ日本のカブトムシは絶滅することだろう。

ということで、もはや人間がしっかり面倒見てやらなくてはならない世界になっているということだ。
これは、よく蛇などの珍しいペットを飼っていて、あきたら逃がしちゃう人いるけど、
この人たちにも言えることだ。
カブトムシは小さい為、逃がしたりしちゃうと、探し出すのはまず不可能だろう。
だから、これらのペットを飼って、あきたらなんか悔しいけど、
ペットショップに返すことを薦める。その場合、お金はもどってこないだろうけど、
自分が飽きたのだからしょうがない。

そこで我々が今できることは何だろうかと考えた場合、
最近、企業の宣伝に、「ISO400○取得」とか書いてある。
ちなみに上の数字で最後だけでかいのは数字じゃないからだ。いろんな数字があるよってことで。
つーことで、これらの企業を支援する事。つまり商品を利用するってことかな？
だけど、こういったISO資格を取得しながらも、環境のこと全然わかってない企業が多いらしい。
なんでも、宣伝のために一生懸命勉強して、取得してしまったら後は知らない。
これでは、せっかくの規格も意味ないような気がするね。
まるで、日本の大学生のようだ。
まっ、考えてみれば当然の気もする。
だって、そういう大学をでた人間が日本企業のお偉いさんになってるのだから。

しかし、消費者が徹底して、訴えかける事も不可能じゃないと思う。
一人一人が不用なゴミをださないようにするのだってそうだし、ビンなどのリサイクル可能品の使用。
ノートや、レポート用紙だって、再生紙使用のものを選べばいい。
個人的に使う分には古紙。提出用にはちゃんとした紙。って感じの人もいるだろうけど、
オレがもし、どっかの企業や学校で一番偉い人になったら、
原料100％古紙の用紙で報告書なんか作ってもらった方が気分いいね。
100％使用だと、いろんな色だったり、汚かったりするけどね。それでもいいのだ。
しかし、現在は公の機関でも申請書や届出をフロッピー等でもうけつけているところがある。
私の知っているところでは、通産省が一番最初だった。
つーか、他のところでそのような事をやっているかは知らない。やっていて欲しい。

学校のレポートだと、筆跡が確認できないから、先生も困っちゃうだろうね。
私が学生の頃、CADの授業があった。
やっぱそうなると、コピーするやつもいて、教師はプリントしたやつを透かしてみてた（笑）
ちょっとレイアウト変えただけじゃばれちゃうんだよね。
自分で設計したものが、他人と全く同じになる分けないから（笑）


ということで、環境については、環境問題後進国の日本。
しかし幸いながら、比較的消費者の声が市場に影響されにくくもないようである。
消費者一人一人の努力などがこれからの日本を変えていくのではないかと思う。
「オレ一人ぐらい選挙にいっても変わらないよ」じゃなくて、
支持政党がなかったら、白紙投票するくらいの感じでいこうよ！
いつも言ってるけど、一人一人の気持ちの問題。
私も車も乗るし、多くの電化製品を使う。
だからこそ、ゴミの分別とか多少メンドクサイと思われることでも、
余計にしっかりやらなくてはと思うのである。
こんなの、今まで楽してきた、これからも楽する、
つまり環境にはあまり優しくない生活をするであろうと思われる我々にとっては、
大した仕事でないのは確かだ。

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